作業時間:2時間
施工内容:減圧弁・安全弁・チャッキ弁交換
西区のマンション一室(管理会社物件)にて、 「お湯の水圧が弱い」「お湯が全く出なくなることがある」とのご依頼をいただきました。
状況を確認するため、現場にすぐ向かいました。
原因調査
現場にて調査を行ったところ、パイプシャフト内にある減圧弁ストレーナーの詰まりや、 逆流防止弁(キャッチ弁)の固着などが考えられる状態でした。
実際に点検すると、減圧弁本体の劣化により、 きちんと設定圧力で機能しなくなっていたことが原因と判明しました。
減圧弁の交換
こちらが劣化していた減圧弁です。
減圧弁は配管内の圧力を一定に保ち、設備を安全に使用するために欠かせない部品です。
新しいものに交換し、正常に作動するようになりました。
安全弁の交換
こちらは安全弁です。
減圧弁で設定圧力が損なわれた場合に作動し、 温水器などの機材を過大な圧力から守るのが安全弁の役割です。
こちらも劣化していたため、新しいものへ交換しました。
チャッキ弁(逆止弁)の交換
こちらはチャッキ弁です。
チャッキ弁(チェック弁、逆止弁)とは、流体の逆流を防止するために配管に取り付けられるバルブです。
ポンプが作動すると流体の圧力で弁が開き、停止時など逆流が発生しそうになると弁が自然に閉じて流れをせき止めます。
構造にはスイング式、リフト式、ウエハ式などがありますが、用途に応じて適切な種類を選びます。
今回交換したのはスイング式のチャッキ弁です。
劣化により機能が不安定だったため、新しいものへ交換しました。
最終確認・完了
すべての部品を交換後、
- 水圧の確認
- 水漏れチェック
- 各機能が正常に作動するか
の点検を行いました。
問題がなかったため、作業は完了です。
お問い合わせ
「お湯の出が悪い」「水圧が安定しない」などの症状は、 減圧弁や安全弁、逆流防止弁といった内部部品の不具合が原因のケースも多くあります。
同じようなお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。 LINEやお電話にて無料相談も承っております。